お金全般

金融所得の税率が20%→30%へ!?増税の対策を3つ紹介!

とあるエンジニアひろ(@HiroSlcy)です。皆さん、増税の予感です。。。自民党総裁選に出馬される方が金融資産に対する税率を20%→30%に上げるとの方針を示されました。株式投資界隈では、激震が走りました( ^ω^)・・・

日経平均は30,000円を超えて31年ぶりの高値になってるのに、ほんと信じらんないよ(笑)

本記事は、税率が20%→30%に上がるニュースの解説、増税に対する対処方法、また、私の見解をお伝えしていきたいと思っています!

こんな人におすすめ
  • 税率が20%→30%に上がるかもしれないことを知らなかった人
  • 増税の対策を知りたい人
  • 増税に対する投資家の見解を知りたい人

 

では、早速いきましょう!

税率20%→30%に上がる!?

お金, ユーロ, ファイナンス, 通貨, 富, ドル紙幣, 現金, 紙幣, 税金, 金融の世界, 議会

なぜ、税率を20%→30%に引き上げることがニュースになっているかというと、

菅総理の辞任表明がきっかけで自民党総裁選を行うことなりましたが、その候補者である高市氏が「【わが政権構想】日本経済強靭化計画|高市早苗」の中で以下のように述べておられたためです。

マイナンバーを活用して金融所得(配当所得と譲渡益)を名寄せして、50万円以上の金融所得の税率を現状の20%から30%に引き上げると、概ね3,000億円の税収増になります。2021年度(予算)の配当所得と譲渡益に係る財務省資料の数字を基に試算です。

 

金融所得とは、配当金や株式の売買で得られえた売却益のことになります。

今まではこの配当金や売却益に対して20%の課税となっていましたが、今後は30%にしてく方針ということです。

 

今まで100万円の利益があった場合は税率20%ですので税金は20万円で、残りの手取りが80万円となっていました。

一方で、30%に増税された場合は税金は30蔓延で、残りの手取りは70万円です。

その差は10万円。10年間では100万円の差があります!!とてつもない差であることがわかると思います。

 

このニュースを知って投資家さんたちは増税は激震しましたが、FIREやセミリタイヤなどをしようと考えらていた方にとってはとても痛手なニュースでした。

私も将来は、所得の一部を金融所得から補おうと考えていたわけですから、正直、意気消沈といった感じです( 一一)

 

増税の対策3選

虹, 手, きれい, 肌色, 手のひら, 集める, 趣味, 女性, ひらめき

そんな金融所得の増税に対して、私は以下3つ対策があると思います。

 

配当控除を利用する

配当控除とは2重課税に対する控除のことです。

法人が出した利益から法人税を引いて、投資家に配当金が支払われますが、この配当にも税金がかかっているため、2重課税にあたる可能性があります。

これを避ける目的で確定申告で配当控除をすれば、個々人の課税総所得の金額により異なりますが、配当にかかる税金が所得税については配当所得の10%又は5%、住民税については配当所得の2.8%又は1.4%が算出税額から引かれます。

これは、配当控除を確定申告でした人だけが受けれる特典みたいなものです。

 

以前に確定申告での配当控除の方法をまとめたので参考にしてください。

【確定申告】外国税額控除と配当控除のやり方 [前半] | 画像付きで解説確定申告の外国税額控除と配当控除をやりたいけど、やり方が分からない。そんな人のために、本記事は確定申告の外国税額控除と配当控除のやり方を画像付きでわかりやすく解説しています。配当控除と外国税額控除をして、源泉徴収された税金を一緒に取り戻しましょう!...

 

含み益のままとする

株を売らずに含み益のまま保有することで課税されないというものです。株式を売ると売却益に税金がかかる可能性があるため、これを避ける狙いです。

現在は含み益に税金はかからない税制になっておりますが、今後、もしかすると含み益に税金がかかってくるかもしれないので、この方法はどこまでできるか分かりません。

 

含み益への課税に関して金融庁は議論しているようです

「金融所得課税の一体化に関する研究会」(第1回): 金融庁

年間50万円以下の利益とする

課税対象は50万円以上であるので、年間利益を50万円以上に収めることです。

私は年間利益が50万円もないですから、これの対象にはなりませんが、今後、配当金が増えた際には課税の対象となる可能性があります。その際は、50万円を超えないように売却益を出さない等、年間利益をうまく調整する必要があります。

 

投資家ひろの見解

背景には所得格差拡大があるようです。

金持ちは金融所得から収入を得ているので、その金持ちから税金を取って所得が低い人に再分配するといった方針みたいです。

 

50万円は条件が低い

50万円で課税というのは条件が低いのではないのではないでしょうか。

世の中には投資家を職業としていて生活している方もおられますから、そのような方は収入に大きなダメージを追ってしまいます。

個人的には300万円程度で良いと考えます。金融所得が50万円あるといって方裕福とみなすのはどうかなと個人的には思います。

 

リスクを取って投資しているのに課税は惨たらしい

リスクを取って投資をしているにもかかわらず、そのリスクから得たリターンに多く課税するのはないのではないでしょうか。

これはリスクを取らない人との公平性がないといっても過言ではないと思います。

このような課税の方法をするとリスクをとって投資をする人が激減し、結果、株価が下落し、国内企業が弱くなるのではと個人的に危惧しています。

 

まとめ

もし、本当に増税が行わればセミリタイヤに向けての道はより厳しくなると思います。

少子高齢化社会で増税のトレンドはこれからもくると思いますが、マネーリテラシーを高くもって、増税に対して対策できるようにしていければなと思います。

賢く生きてきましょう。

 

↓超個人的な見解です。

投資家の皆さんは本増税に対して声を挙げていきましょう。投資をしている国民はまだ少ないと思います。ここに増税しても声を挙げる方は少なく、多くの国民は消費税増税をしないならいいかという程度にしか思ってません。投資家として、少しでもこのニュースが多くに届けばなと思う限りです。

↓私の生涯配当収入は以下にまとめています。↓
【不労所得】高配当投資家の配当による生涯利益は? | 最新配当も記載

 

私は40代にセミリタイヤをしようとしています。セミリタイヤと投資などに関する記事は『セミリタイアとは?セミリタイアする方法やメリット・注意点を徹底解説』になるので、よかったら参考にどうぞ。

私も40代セミリタイヤを目指している途中にはなりますが、セミリタイヤを目指したいみなさんにとって、有益な情報をこれからも発信していきたいと思っていますので、ひろ(@HiroSlcy)をどうぞよろしくお願いします。

大変なこの時代をともに生き抜きましょう!

関連記事

 

この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

よろしければ応援クリックお願いします。 

にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ