株式投資

ファイザーのスピンオフ?ファイザーを保有し続けることにした3つの理由

とあるエンジニアひろ(@HiroSlcy)です。ある日証券会社の口座にヴィアトリス(VTRS)という銘柄がありました。なんで??って調べていくファイザー(PEE)とスピンオフの影響があるそうです。『スピンオフ』・・・ってなに( ^ω^)?『ヴィアトリス』・・・ってなに( ^ω^)?

ということで、スピンオフって何か?ヴィアトリスって何?を本記事で解説します。

また、スピンオフと知って私がファイザーを保有し続けることにした3つ理由を本記事に書いていきます。

最後に、ヴィアトリスを売ることにした3つの理由も本記事に書きたいと思います。

こんな人におすすめ
  • ファイザーのスピンオフが何か知りたい人
  • スピンオフ後のファイザーをどうするか悩んでいる人
  • ヴィアトリスを売るか保有するか悩んでいる人

 

ファイザーのスピンオフって?


ファイザーのスピンオフによって、特許切れ医薬品を扱うアップジョン事業部門を分社化させ、米大手後発品メーカーのマイランと合併した。合併後の会社名は「ヴィアトリス」となり、新会社として独立した。

今回のファイザーのスピンオフにより、1株につきヴィアトリス(VTRS)株を0.124079株割当され、特定口座に入庫されました。

これらのスピンオフの結果、ファイザーでは今のところ減配が発生する予定はありません

ひとまず安心かなというのが本音です。

ひろ
ひろ
今後ファイザーを売却するか、保有し続けるか迷いますよね~。

ファイザーを保有し続けることにした3つの理由

私がファイザーを保有し続けることにした3つの理由は以下です。

期限切れ医薬品の事業をしなくてもよい

スピンオフすることによって、ファイザーは期限切れ医薬品の事業にに余計な資金を振り分ける必要がなくなったため、医薬品新規開発事業に集中することができるようになります。

期限切れ医薬品は、他の製薬会社が特許を参考にジェネリック薬品を出してきたりと、価格競争が見込まれます。価格競争の中では、利益を獲得することが今まで以上に難しくなるため、医薬品新規開発以外の様々なことに目を配らなければいけませんでしたが、今回のスピンオフでそれもなくなりました。

資金をこれからも新しい医薬品を開発に割り当てて、今後も成長していくことが予想されます。

 

配当利回りが3~4%ある

スピンオフ後も配当利回り3~4%あり、配当銘柄としての機能は果たせていると私は考えています。

また、製薬事業であることから特許が切れるまでの間は安定的にキャッシュが入ってくることから今後も安定して配当が出ると考えています。

この安定なキャッシュフローのおかげでさらに新しい新規医薬品の開発も可能です。

これが2つめの理由になります。

 

新型コロナウイルス用飲み薬「パクスロビド」の申請

最近、新型コロナウィルスのオミクロンが出てきたところですが、ファイザーではは2021年11月5日、新型コロナウイルスによって重症化の恐れがある成人のうち、パスクロビドを服用することで入院・死亡のリスクが89%低下したとする臨床試験結果を公表しました。

パスクロビドとは、ファイザーが開発を進めている新型コロナウイルス用の飲み薬です。2021年12月27日、韓国の医薬品当局は、ファイザーが開発した新型コロナウイルス経口治療薬「パクスロビド」の緊急使用を承認しました。

このような「パクスロビド」の緊急使用を承認の流れは今後も続くと予想しているため、ファイザーの業績は安定成長すると考えています。また、コロナが今後も変異する度に新しい新薬が出てくることを考えれば、10年後を見たときに決して悪い銘柄ではないなと判断し、今回は保有し続けようと考えました。

本日、コロナワクチン接種してきました!保有中のファイザーの今後について』で予想していた通り新薬がでてきたので正直驚いてはいます!

ヴィアトリスを売ることにした3つの理由

私がヴィアトリスを売ることにした3つの理由は以下です。

期限切れ医薬品の事業をしないといけない

期限切れ医薬品の議場は、他の製薬会社が特許を参考にジェネリック薬品を出してきたりと価格競争が見込まれます。その中で、利益を上げ続けるのは今後難しいと私は判断しました。

配当が増加する余地がない利回りが3.25%である

ヴィアトリスの配当利回りは約3.25%と配当銘柄としては、まずまずといったところです。しかし、今後の事業が伸びることがないと予想されることから、配当が増加する可能性は少ないと思っています。そのため、ヴィアトリスを売ろうと考えました。

これが2つめの理由になります。

新薬が今後出ない可能性が高い

期限切れ医薬品の事業をしないといけないことと、キャッシュフローが潤沢ではないことから、今後ヴィアトリスから新薬が出ないのではないかと予想しています。製薬会社は新規の医薬品を出して、特許の期限内に高利益の医薬品を売ることで収益を上げるビジネスモデルですから、ヴィアトリスはそのビジネスモデルから外れているのではないかと考えています。

まとめ:ファイザーは保有、ヴィアトリスは売却

長期的な視点で見てファイザーは保有、ヴィアトリスは売却という結論になりました。新薬をこれから継続的に開発できるかが大きなポイントだったと思います。その点で言えば、新型コロナウイルス用飲み薬「パクスロビド」の開発をしたファイザーは期待大の銘柄だと私個人は思っているところです。

ひろ
ひろ
皆さんはファイザーのスピンオフでどのように動かれますか?

 

私は40代にセミリタイヤをしようとしています。セミリタイヤと投資などに関する記事は『セミリタイアとは?セミリタイアする方法やメリット・注意点を徹底解説』になるので、よかったら参考にどうぞ。

私も40代セミリタイヤを目指している途中にはなりますが、セミリタイヤを目指したいみなさんにとって、有益な情報をこれからも発信していきたいと思っていますので、ひろ(@HiroSlcy)をどうぞよろしくお願いします。

大変なこの時代をともに生き抜きましょう!

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