キャンプの虫除け対策！おすすめの虫除けグッズや対策方法を解説！

自然の中でのんびり楽しむキャンプ。しかし、季節が暖かくなると、キャンプの邪魔をしてくる虫…。虫刺されを気にしてキャンプへ行くのを躊躇する人もおられるのではないでしょうか。そんな中…

「キャンプの虫除け対策を教えてほしい！」

このような声に対して、本記事をご用意しました。

本記事では、キャンプ場にいる虫の種類や効果的な虫除け対策、おすすめ虫除けグッズ、さらに刺されたときの対処法をご紹介します。

本記事を参考にすることで、虫を気にすることなく、自然の中でのんびりキャンプを楽しむことができます。

キャンプ場でよく見かける５種類の虫

春や夏は気候も良くなり、キャンプをするのにおすすめ季節ですが、同時に虫が出てくるシーズンでもあります。

わたしもふもとっぱらキャンプ場に泊まった際、虫対策をしなかったため、これらの虫が出てきてテンションが下がりました。

キャンプ場での虫除け対策の前に、対策する虫にはどんな種類がいるのかを理解することが必要です。どんな虫が分かれば、対策もしやすくなります。

蚊（か）

皆さんご存じの蚊です。キャンプや自宅にもよく現れ、蚊のせいで夜が全然眠れないと…いった経験をされた方も多いのではないでしょうか？

蚊の活動期間は4月から11月頃までです。比較的涼しい春や秋にも見かけることがある虫です。

特に川や湖、水たまりなど水辺に発生しやすいです。キャンプでテントを張る際は、水辺を避けるのが得策でしょう。

蜂（ハチ）

続いてもよく見る虫です。蜂の種類としては「ミツバチ」「アシナガバチ」「スズメバチ」「クマバチ」などがいます。

蜂の活動期間は3月から11月頃までです。冬以外は活動している比較的活動期間が長い虫です。

机の上に出している甘い食べ物の匂いによってくることもあり注意です。また、花などの近くも蜂が蜜を採取しにきていることがあるので注意が必要です。

2回以上刺されると、最悪の場合、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。2回以上刺された場合は、必ず病院に行って診察をしてもらってください。

アブ・ブヨ（ブユ）

都市部では見かけない虫です。

私はふもとっぱらキャンプ場で夜BBQをしていたら、大量のアブ・ブヨに襲われました。数か所をかまれて、出血、痛み、痒み、そして、尋常じゃないほど腫れが発生しました。

アブは6月から9月頃、ブヨは3月から9月頃が活動時期です。

蝿（ハエ）

ハエはブンブンと身の回を飛んだりと、一見害がないように見えます。

しかし、ハエは動物のフンに止まったりと汚い場所を好むため、その脚には病原菌がついている可能性があります。この脚で食べ物や食器、素肌に触られるのは少々気持ち悪いです。

ハエは6月から7月頃、9月から10月頃が活動時期です。気温がおよそ25℃前後になると最も活動的になり卵を産み付けます。

ヒトが快適に過ごせる時期に同じくハエも活動的になるので注意が必要です。

ムカデ

ムカデが苦手な人も多いと思います。

ムカデは、屋外では落ち葉・石・倒木の下、屋内では風呂場・洗面所・畳の裏などに生息しています。噛まれるとその毒で強い痛みと腫れを引き起こします。

ムカデは5月から10月頃が活動時期です。特に子育てが終わって空腹で攻撃的になっている9月から10月頃が危険です。

効果的な虫よけ対策！キャンプ時の服装

効果的な虫除け対策としては次の通りです。

半そで半ズボンでキャンプに行きがちですが、実は長袖長ズボンの方が虫に対して効果があります。とはいえ、暑いので、薄手の上着を羽織ったり、長い靴下を履くなど工夫して対応するようにしてください。また、虫は黒や濃い色を好むので、白っぽい服装がおすすめです。

一番明るい虫集め用のランタンをタープやテントの外に設置することも虫除け対策として有効です。虫は一番明るいランタンに集まってくるので、自分たちの方には虫がよってこなくなります。

最後に虫除けグッズについてです。虫除けグッズと言っても、蚊取り線香や虫除けスプレーからハッカ油まで様々あります。詳細を次の章でご紹介しますので、ご自身に合った虫除け対策を見つけてみてください。

キャンプ時のおすすめ虫除けグッズ７選

虫除けグッズといっても色々あります。キャンプするにあたってどの虫除けグッズが効果的なのかなかなかわからないですよね。

以下では、実際に私や友人キャンパーが使っているおすすめ虫除けグッズをご紹介します。

グッズ①：蚊取り線香

まず最初に虫よけグッズの基本である蚊取り線香をご紹介します。

富士錦 パワー森林香

この蚊取り線香はあの緑色ではなく、赤色です。

パワー森林香は、元々、林業関係者向けのプロ仕様として開発販売された本格的な蚊取り線香です。

プロも使用する蚊取り線香なら信頼がありますよね。

普通の蚊取り線香を1とすれば、パワー森林香は10倍とされています。

商品名	富士錦　パワー森林香
有効成分	メトフルトリン
対象害虫	ユスリカ、チョウバエ、アブ
燃焼時間	6.5時間／１巻
内容量	30巻

アース製薬　ヤブ蚊よせつけない線香

これは名前の通り、ヤブ蚊に特化した蚊取り線香になります。

通常の蚊取り線香の約3倍の太さがある太渦巻の蚊取り線香になるため、屋外でも効果絶大です。

どうしても水辺の近くでキャンプをしたい方に対して、おすすめできる蚊取り線香となっています。

商品名	アース製薬　ヤブ蚊よせつけない線香
有効成分	アレスリン
対象害虫	ヤブ蚊
燃焼時間	4時間／１巻
内容量	12巻

グッズ②：虫除けスプレー

次に虫よけスプレーをご紹介します。虫が出た時にさっと対処できるのでお手軽です。

フマキラー ヤブ蚊バリア 480ml

フマキラーのやぶ蚊張りやは、身体ではなく地面や茂みにスプレーするタイプの虫除けとなっています。

一度スプレーすると最大8時間の間蚊がいなくなるという優れもの。蚊だけではなく、ダニやブヨなどにも効果があります。

蚊取り線香の煙が苦手という方はこちらのスプレーを使われることをおすすめします。

商品名	フマキラー ヤブ蚊バリア
対象害虫	ヤブ蚊、ダニ、ブヨ
効果時間	8時間
内容量	480ml

フマキラー 天使のスキンベープ プレミアム ミストタイプ 200ml

フマキラー「天使スキンベープ」は、子供や赤ちゃんへの使用制限がないイカリジン成分が配合されている虫除けスプレーです。

香りもベビーソープと従来の虫除けスプレーの香りとは異なるため、虫除けスプレーの香りが苦手な人も使えます。

大人から子供まで使えるのに効果は最大8時間もある優秀なスプレーであるため、ファミリーキャンプにこれを1本持っていくとよいでしょう。

商品名	フマキラー 天使のスキンベープ プレミアム ミストタイプ
対象害虫	ヤブ蚊、ダニ、ブヨ
効果時間	8時間
内容量	200ml

虫除けスプレー 天然アロマ たっぷりセット

こちらのスプレーは天然成分100%で、国産の天然アロマを使った虫除けスプレーです。

累計販売22万本突破で全国164ヵ所の保育園で採用されている実績があります。

植物の力で虫を遠ざけるため、無添加で0歳の赤ちゃんからも使えるやさしい虫除けとなってます。

使い方としては、靴・衣服・帽子・ベビーカーや抱っこ紐などにスプレーしてください。

商品名	虫除けスプレー 天然アロマ たっぷりセット
対象害虫	ヤブ蚊
効果時間	2~3時間
内容量	100ml＋詰替用×2

グッズ③：ランタン

続いてランタンです。ランタンを使うことで効率的に虫を避けることができます

MAGNA(マグナ) 電撃殺虫器 モスキートランタン

あたたかいLEDの光で蚊を呼び寄せて電気で蚊を倒します。

置き型や吊り下げ形、手持ちの3wayで使うことができます。USB充電式で、最大15時間使うことができます。

IPX6防水仕様であるため、使用後も水洗いでキレイにできます。

商品名	MAGNA(マグナ) 電撃殺虫器 モスキートランタン
対象害虫	ヤブ蚊
効果時間	15時間
重量	200g

グッズ④：メッシュ付きタープ

休憩時や睡眠時にメッシュ付きのタープを使うことによって、蚊などの虫から自身を守ることができます。

QUICKCAMP スクリーンタープ 3M ワンタッチ サンド QC-ST300

90秒で簡単に設置できることが魅力。

折り畳み傘を開くイメージで、ワンタッチ90秒で設営することができます。

また、サイズは3m×3mで、中にはテーブルやイスを入れることができるため、ゆとりある室内となっています。

虫除け対策ではなく、キャンプで日よけや海での着替えなどにも役に立つタープです。

商品名	QUICKCAMP スクリーンタープ 3M ワンタッチ サンド QC-ST300
対象害虫	ヤブ蚊、ブヨ、ハエ
タイプ	タイプ
形状	スクリーン

グッズ⑤：虫除けキャンドル

5つ目のグッズは虫除けキャンドルです。虫除けでキャンドルって意外ですよね？

DCM 虫よけキャンドル

DCMブランドで発売されている虫よけキャンドルは、機能性だけではなく、デザイン性も優れています。

そのため、おしゃれなキャンプで活躍間違いなし！蚊取り線香だと雰囲気が…という方にぴったり！

火を消してフタを閉じてれば、また、次も使えるという点もエコでいいねすね。

商品名	DCM 虫よけキャンドル
対象害虫	ヤブ蚊
燃焼時間	20時間
内容量	83g

グッズ⑥：おにやんま君

おにやんま君って何？って方も多いのではないでしょうか？

おにやんま君 虫よけ 2個セット 12cm級

虫たちはオニヤンマが天敵です。

そこで、オニヤンマにそっくりなフィギアを服につけたり、木やテント、タープにぶら下げることで虫を撃退します。

オニヤンマは肉食の昆虫であるため、身に着けたり、つるすだけで、蚊だけではなく、ハチ、アブ・ブヨ、カメムシの虫除け効果があります。

電池駆動ではないため半永久的に使えますが、夜になるとおにやんま君が見えなくなるため効果が無くなる点に注意が必要です。

グッズ⑦：ハッカ油

自然由来の成分で虫よけができるハッカ油をご紹介します。

Sin 天然ハッカ油(ハッカオイル)

ハッカ油は、その特有の清涼感のある香りで、色々と便利に使える油となっています。

キャンプだけではなく、お風呂に数滴垂らして入浴剤にしたり、消臭剤にしたり、アロマオイルなど芳香用に使ったりと用途は広く使うことができます。

グッズ⑧：インセクトシールドパーカー

最後は、インセクトパーカーについてご説明します。

ノースフェイス TNFビーフリージャケット

こちらのジャケットは虫除け専用に作られたジャケットです。

肌への刺激が少なく、洗濯耐久性もある虫よけ加工「ウィズリリーフ」を採用し、不快な虫からの被害を軽減しています。

UVケア機能付きで、通気性の高いメッシュ生地はさらりとした着心地で、衣服内を快適な温度に保つことができます。

キャンプ場で虫に刺されたときの対処方法

虫除け対策をしても、キャンプ場で虫に刺されたり、噛まれた場合にはすぐに対処することで症状の悪化を防ぐことができます。

蚊の場合は痒み止めの塗薬、アブやブヨの場合は刺された箇所を流水で洗い流しステロイド剤の塗薬で対処しましょう。

また、ハチやムカデなどの毒がある虫に関しては、ポイズンリムーバーで毒を出して、流水で洗い流しましょう！

万が一のためにもキャンプへ行く際は１つ用意されることをおすすめします。

まとめ：虫除け対策を万全にして快適なキャンプを楽しみましょう！

本記事では、キャンプ場にいる虫の種類や効果的な虫除け対策、おすすめ虫除けグッズ、さらに刺されたときの対処法をご紹介しました。

自然の中で完全に虫をシャットアウトすることは難しいですが、ここに記載してある便利な虫除けグッズを使いながら、この夏のキャンプを快適に楽しみましょう！

この記事がみなさんの参考になれば幸いです。