とあるエンジニアひろ(@HiroSlcy)です。最近、就職した会社の持株会を入会するか検討を行いました。今回は、そんな私が考えた持株会のメリット・デメリットと私が最終的に入会しなかった理由をお伝えできればなと思います!
私も持ち株を入会するかどうか非常に悩みました。その時に学んだことや考えたことを本記事に載せて備忘録としたいと思います!
持株会に対して、色々な考え方があると思いますが、その1つとして見ていただければ幸いです。
- 持株会への入会を検討している人
- 持株会のメリット・デメリットを知りたい人
- なぜ、持株会に入会しなかった理由人
持株会とは
持株会とは、給与天引きにより、他の社員と共同で毎月定期的に自社の株を買うの福利厚生制度のことです。
サラリーマンの方で福利厚生の持株会ある方も多いのではないでしょうか?
私の会社では、会社からの奨励金が10%あり、会社天引額に応じて会社から付与され、株式の購入代金に上乗せされます。
例えば、毎月10,000円をお給料天引きして持株会に拠出する場合、会社から10%の奨励金1000円が上乗せされて、11,000円で会社の株式を購入できます!
正直、株を購入するだけで10%もお金が増えるこんな上手いことはないのではないでしょうか(笑)
この持株会に関して、以下でメリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います!
メリット
持株会のメリットは以下の通りです。
1.奨励金がある
先ほどご紹介しましたが、会社が奨励金として購入金に対して10%に奨励金を上乗せしてくれます。(会社によって、奨励金の額は異なると思います)
ただ、自社の株を株を買うだけで、年10%の利益がでるので、アツいです。
2.少額から投資が可能
一口1000円から変えたりするので、大きな金額がなくても投資を始めることが可能です。
投資を始めたことがない人にとっては、非常にお手軽に投資を始めることができると思います。また、途中で積み立てを止めたり、口数を自由に変えられる点も良いです。
3.自社の株価が上がれば資産が増える
もちろんですが、自社の株価が上がれば資産が増えていきます。
自社の事業がうまくいっていると株価はうなぎ登りで増えていきます。イケイケどんどんの会社であれば、すごいスピードで資産が増えていきくことになるでしょう!!
配当がもらえたら自動的に再投資されるので、資産が増えていきます!
もしかしたら、会社によって自動的に再投資されないかもしれませんが、もらった配当は株式に再投資して『複利の力』で増やしていきましょう!
4.仕事のモチベーションになる
上記で述べたことに関連しますが、自分の仕事が自分の資産に直結するので、仕事のモチベーションが上がります。
自分がどんどん頑張れば、会社の業績が上がって、資産も増えていきます!
(この辺りが会社の狙いなのではと思わっています…)
デメリット
私が考える持株会のデメリットは以下になります。
1.自社の株価が下がれば資産が減る
メリットの裏返しですが、自社の株価が下がれば資産が減っていきます。
これは投資なので仕方ないですが、自社の業績が悪いときは持株会で株を買わないほうがいいでしょう。
2.資産が所属する会社に依存する
持株会で所属する会社の株を買って、そして、その会社から給与をもらう。
もし、業績が良いときは資産が上がって、給与も上がって最高ですが、
業績が悪くなったら、資産額は下がって、給与も少なくなる。最悪ですね…
3.売るときに時間がかかる
持株会で自社株を売るときは、会社で申請する必要があります。
普通の株が自分の売りたいタイミング、例えば、株価が上がっているときなどで売りたいですが、持株会の自社株は好きなタイミングで売ることができません。
もし、売りたい場合は会社に申請する必要があります。承認されれば、売ることができますが、会社が今は売ってほしくないと否認されれば、売ることはできません。
申請から売るのに1か月程度かかることもあります。
4.売るときに100株単位でしか引出せない
売るときに100株単位でしか引き出すことができません。
40株などでは自社株をうることができないということです。
私が持株会入会しなかった理由
私が持株会に入会しなかった理由としては以下です。
資産と給与が所属する会社に依存する
資産は同じ船に載せないとよく聞きますよね?
もし、資産を同じ会社に依存するとその会社の株価が落ちた時に資産すべてが大幅に減ってしまうからです。
給与に対しても同じ考えた方を持っていて、資産と給与を同じ船に載せてしまうと、もし、その船が沈んだときに、資産と給与のどちらも失ってしまいます。
資産運用は、別の会社の株式を買うことによっても実現できるので、自社株を買うことをさけようと考えました。
別の会社の株式で資産運用している場合は、もし、自分の会社がだめになり給与が減っても、資産でカバーすることができます。
また、資産が減った場合も、自分の会社の給与でカバーすることができます。
このように、私は考えました。
みなさんはどのように考えていらっしゃいますか?他の方の意見も聞いてみたいです。
売るときに100株単位でしか引出せない
これが、私のなかで2つ目のネックでした。自社株がかなり高値圏を推移していて、100株単位売ることになった場合は、かなりの金額を持株会に入金していないといけませんでした。
売って利益を得るためには、入金の時点でかなりのお金を入金しないといけませんでした。かなりのお金を入れないといけないということは、上記でも述べたように、給与と資産を同じ船に乗せることになります。
そのため、自分は持株会に入会しませんでした。
まとめ
持株会のメリット・デメリットと私が入会しなかった理由はいかがだったでしょうか。同じ悩みを抱えていらっしゃる方の助けになっていれば嬉しいです。
持株会は、本当に状況によると思います。
私も以下状況だったら入っていたと思います。
・株価が安い
・自社の事業がこれから成長する。
皆さんも自分の状況に合わせて、持株会の入会を検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事がみなさんの参考になれば幸いです。