「IPO投資をしている管理人ひろの実績はどれくらい?」「なぜIPO投資をしているのか?」など、IPO投資に関する疑問を持っている方はたくさんおられるのではないでしょうか?
- 管理人ひろIPO投資の実績(成績)を教えてほしい
- なぜ、IPO投資をしているの知りたい
- IPOを当選するためのコツを教えてほしい!
上記のような声に対して本記事をご用意しました。
証券取引所に新規上場するIPO(新規公開株)による投資は、一般的に市場公開前に割引された公開価格で購入できるため、銘柄によっては初値が数倍近く高騰することもあり、投資家から非常に人気の高い投資方法です。
そこで、本記事では、IPO投資をすることでどれくらいの利益がでるのかを管理人ひろの例でお伝えします。
本記事を参考にすることで、具体的にIPO投資の運用利益をイメージをすることができ、IPO投資を始めるきっかけとしていただけます。
年別の当選実績(当選成績)
私はIPO投資を2015年から始めましたが、16回当選をして、初値で売って679,400円の利益を出しています。手数料の支払いや税金が取られた後は563,755円です。
IPOの分配には、お得意様(資産家)に分配する「店頭分配」と、機械による「抽選分配」と2種類があります。私はもちろん資産家ではありませんから、「店頭分配」ではなく、ネットからの「抽選分配」を受けています。
「抽選分配」は誰にでも平等に分配のチャンスがあるので、初心者の方にも参考になる投資方法となるのではないでしょうか。少しでも当選の確率を上げたい方は「IPOの当選率を上げる5つのコツ」を参考にしてください。
では、各年の当選実績(当選成績)をみていきます。
2022年 当選回数:2回 合計利益:11.68万円
2022年の当選実績(当選成績)は、2回当選して、初値で売って0.12万円の損失を出しています。
2022年 当選回数:2回 合計利益:-0.12万円 | ||||
企業名 (解析へ) |
公募価格 | 初値 | 利益 | 証券会社 |
M&A総合研究所 | 1,330円 | 2,510円 | 11.8万円 | 野村證券 |
セイファー | 1,030円 | 1,018円 | -0.12万円 | みずほ証券 |
2021年 当選回数:1回 合計利益:+3.20万円
2021年の当選実績(当選成績)は、1回当選して、初値で売って+3.20万円の利益を出しています。
2021年 当選回数:1回 合計利益:+3.20万円 | ||||
企業名 (解析へ) |
公募価格 | 初値 | 利益 | 証券会社 |
アシロ | 1,160円 | 1480円 | +3.20万円 | 野村證券 |
2020年 当選回数:0回 合計利益:0万円
2020年の当選実績(当選成績)は、0回当選です。
本業が忙しすぎてIPO投資をやっている時間もなかったです。(みなさんは真似しないようにしましょう)
2019年 当選回数:1回 合計利益:+3.80万円
2019年の当選実績(当選成績)は、1回当選して、初値で売って+3.80万円の利益を出しています。
2019年 当選回数:1回 合計利益:+3.80万円 | ||||
企業名 (解析へ) |
公募価格 | 初値 | 利益 | 証券会社 |
ギフティ | 1,500円 | 1880円 | 3.80万円 | みずほ証券 |
2018年 当選回数:4回 合計利益:+31.03万円
2018年の当選実績(当選成績)は、4回当選して、初値で売って+3.80万円の利益を出しています。
2018年 当選回数:1回 合計利益:+3.80万円 | ||||
企業名 (解析へ) |
公募価格 | 初値 | 利益 | 証券会社 |
ソフトバンクグループ | 1,500円 | 1463円 | -1.85万円 (計500株) |
SBI証券 auカブドットコム証券 岩井コスモ証券 ONETUPBUY |
SBIインシュアランスグル | 2,160円 | 2,160円 | 0万円 |
みずほ証券 |
コンヴィノ | 930円 | 2,189円 | 21,18万円 (計200株) |
野村證券 |
日総工産 | 3,250円 | 4,020円 | 7,70万円 | みずほ証券 |
2017年 当選回数:4回 合計利益:+7.80万円
2017年の当選実績(当選成績)は、4回当選して、初値で売って+7.80万円の利益を出しています。
2017年 当選回数:1回 合計利益:+7.80万円 | ||||
企業名 (解析へ) |
公募価格 | 初値 | 利益 | 証券会社 |
アルヒ | 1,300円 | 1,270円 | -0.30万円 |
みずほ証券 |
SGホールディングス | 1,620円 | 1,900円 | +2.80万円 |
大和証券 |
うるう | 3,000円 | 3,330円 | +3,33万円 |
野村證券 |
2016年 当選回数:1回 合計利益:+5.00万円
2016年の当選実績(当選成績)は、1回当選して、初値で売って+5.00万円の利益を出しています。
2018年 当選回数:1回 合計利益:+5.00万円 | ||||
企業名 (解析へ) |
公募価格 | 初値 | 利益 | 証券会社 |
九州旅客鉄道 | 2,600円 | 3,100円 | +5.00万円 |
auカブコム証券 |
2015年 当選回数:3回 合計利益:+5.43万円
2017年の当選実績(当選成績)は、4回当選して、初値で売って+7.80万円の利益を出しています。
2018年 当選回数:1回 合計利益:+7.80万円 | ||||
企業名 (解析へ) |
公募価格 | 初値 | 利益 | 証券会社 |
ケイアイスター不動産 | 1,200円 | 1,282円 | +0.82万円 |
大和証券 |
ゆうちょ銀行 | 1,450円 | 1,680円 | +2.31万円 |
auカブコム証券 |
日本郵政 | 1,400円 | 1,630円 | +2,30万円 |
auカブコム證券 |
IPO投資を始めることにした3つの理由
私がIPO投資を始めることにした3つの理由は次の通りです。
理由①:少額からの投資
IPO投資は少額から投資をすることができます。
IPOで必要な資金は公開価格分だけです。複数の証券会社から申し込みしようとするとそれなりに資金が必要ですが、基本的には10万~50万程度の資金があれば問題ありません。
社会人1年目の私も少ない資金でできる投資法を探してこれにいきつきました。
理由②:ローリスク×ハイリターン
IPO投資はローリスク×ハイリターンです。
IPOは抽選が外れても資金が減ることがありません。一方で、IPOが当選した場合は高額な利益を得ることができます。
ローリスク×ハイリターンの優れた投資法ですが、弱点はなかなか抽選に当たらないこと。みなさん抽選に当たらないといって、IPO投資を辞めていく方がほとんどです。
IPO投資には抽選に負けない強い精神力が必要です(笑)
理由③:手元現金の有効活用
私はIPO投資で手元現金の有効活用を使用しています。
高配当投資などをするために手元に生活費×25倍分の現金は常に手元に残るようにしているのですが、手元に現金を置いているだけなのがもったいないと私は考えました。
IPO投資は、ほとんど資金を減らすことはありませんし、現金が必要になった場合も1営業日ほどあれば証券会社から銀行口座に移すことができます。
そのため、私はIPO投資で手元現金の有効活用しようと考えました。
IPOの当選率を上げる5つのコツ
IPOに当選するためのコツは次の通りです。
もっとIPO当選のコツを教えてほしいという方は以下記事も合わせて読んでみてください。
コツ①:より多くの証券会社から申し込む
これはすごく単純ですが、より多くの証券会社から申し込むと当選の確率が上がります。
1社だけだと「抽選は1回」ですが、10社だと「抽選は10回」となるためです。証券口座を増やせば増やすほど、その分抽選を受けることができます。
口座数が増やすことで申し込みの手間も増えますが、当選すれば数万円の利益がでるため、そのための手間と考えるのが妥当ではないでしょうか。
また、口座を増やすことに抵抗がある方をおられるかもしれませんが、口座管理料やIPO抽選料など費用の負担はありません。私は、22個の口座を持っていますが、証券会社から電話などがあり、迷惑したということはありません。
コツ②:家族口座で口座数を増やす
家族口座からも抽選を申し込むことによって、当選する確率がグッと上がります。
単純ですが、1人だけだと「抽選は1回」ですが、5人だと「抽選は5回」となるためです。証券口座を増やせば増やすほど、その分抽選を受けることができます。
ご家族に協力してもらって当選確率を上げましょう!
基本的には、ご家族自身で取引をする必要があります。口座開設者自身で取引をしないと借名取引となってしまいます。
コツ③:資金を用意せずに抽選を受ける
口座に資金がない状態でもIPOで抽選できる証券会社からは、積極的に抽選していきましょう。
口座に資金がなくてもIPOに申し込みができる証券会社 | |
証券会社 (公式サイトへ) |
入金の最終的なタイミング |
松井証券 | 当選(補欠当選)後、購入申込期間の最終日の15:30時点 |
野村證券 | 当選(補欠当選)後の購入申込前 |
岡三オンライン証券 | 当選(補欠当選)後の購入申込前 |
SBIネオトレード証券 | 当選(補欠当選)後の購入申込前 |
これらの証券会社は、IPOの抽選では抽選手数料や購入手数料もかからないため、少額の資金から投資できます。
そのため、IPO当選をしたいのであれば、これらの証券口座はぜひ開設したいところです。
コツ④:IPOチャレンジポイントを使う
SBI証券のIPOチャレンジポイントを使ってIPO当選を目指しましょう。
SBI証券のIPO抽選では、30%がポイント抽選となっています。これは、IPOチャレンジポイントが多い順に当選するという抽選方法です。
IPOチャレンジポイントは、IPOに申し込んで外れると必ず「1ポイント」もらえます。このポイントをコツコツ貯めていくことで、IPOの当選に期待ができます。
誰でも当選が目指せるのでIPO投資初心者の方にはありがたいです。
IPOチャレンジポイントを使って「補欠当選」「当選」になった場合は、必ず購入申し込みをしてください。申し込まないとIPOチャレンジポイントが消滅してしまいます。
コツ⑤:入金額を増やして抽選を受ける
抽選時の入金額を増やすことで、当選する確率を高くすることができます。
これができる証券会社は、SBI証券です。SBI証券のIPO抽選では、60%が1口1票の抽選となっています。これは、申し込みする口数が多ければ多いほど有利な抽選方法です。
例えば、1口だけだと「抽選は1回」ですが、10口だと「抽選は10回」となります。
資金に余裕がある方は、SBI証券から抽選を申し込んで当選確率を上げましょう!
管理人ひろのIPO投資スタイルについて
私のIPO投資スタイルは次の通りです。1つ参考にしてください。
一つづつ簡単に説明します。
SBI証券からは必ず申し込む
SBIチャレンジポイントが貰えるので必ずSBI証券からは抽選を申し込みます。
抽選時に前受け金不要の証券会社からは必ず申し込む
抽選時に資金が不要の証券会社からは必ず申し込むようにしています。
口座に資金がなくてもIPOに申し込みができる証券会社 | |
証券会社 (公式サイトへ) |
入金の最終的なタイミング |
松井証券 | 当選(補欠当選)後、購入申込期間の最終日の15:30時点 |
野村證券 | 当選(補欠当選)後の購入申込前 |
岡三オンライン証券 | 当選(補欠当選)後の購入申込前 |
SBIネオトレード証券 | 当選(補欠当選)後の購入申込前 |
これらの証券会社は、IPOの抽選では抽選手数料や購入手数料もかからないため、少額の資金から投資できます。
1人1票の平等抽選の証券会社には積極的に申し込む
資金の量が関係なく平等に抽選してくれる証券会社からは積極的に申し込みます。
1人1票の平等抽選をしてくれる証券会社の中でも、IPO取扱銘柄数が多い、マネックス証券、SMBC証券、大和証券は特に申し込むようにしています。
他の1人1票の平等抽選してくれる証券会社も気になるという方は、IPO投資おすすめ証券会社比較!当選のコツも伝授!を確認ください。
抽選時に資金重複可能な証券会社には積極的に申し込む
抽選時に資金重複が可能な証券会社には積極的に申し込んでいます。
通常、IPOを申し込むとその銘柄の公開価格分の資金が拘束されてしまいますが、大和証券、みずほ証券は同一の資金で複数のIPOを申し込むことができるため、資金が少ない私は重宝しています。
B級銘柄以上は全力申し込み
単純ですが、上場時の価格が公開価格を上回る可能性が高いB級銘柄は全ての証券会社から申し込みます。
少しでも当選の確率を上げるため、資金の範囲で申し込める分は全て申し込む投資スタイルです。
C級銘柄にもに申し込む
これは人によるところもありますが、私の場合はC級銘柄にも積極的に申し込みを行います。C級銘柄とは公開価格を割る可能性がある銘柄のことです。
あまりにも公募価格を割りそうであれば、抽選に申し込みませんが、そうでなければ、抽選に申し込みを行います。
抽選に当たった後も、購入前に購入するかどうかを決めることができるのでとりあえず申し込んでみようの精神です。
D級銘柄には手を出さない
D級銘柄には絶対手を出しません。
しかし、IPOチャレンジポイントがほしいので、SBI証券からだけは、抽選の申し込みを行います。(抽選に当たったとしても、辞退します)
管理人ひろがおすすめするIPO投資向け証券会社はこれ!
「IPO投資で当選したい!」そんな方に向けて、私がおすすめするIPO投資向け証券会社をご紹介します。
以下の証券会社選びの4つのポイントを抑えると「IPOの取り扱い数が多い、ライバルが少ない、IPO抽選が平等である、NISA口座でIPOが購入可能」となります。すべてにおいてバランスが取れている証券会社は、『IPO投資おすすめ証券会社比較!当選のコツも伝授!』の「総合評価で「◎」がついているSBI証券、マネックス証券、SMBC証券、大和証券の4社です。
株式の売買手数料も気になりますが、IPOに当選すれば、数万円単位で利益がでることがあるので、この投資法ではあまり重要視していません。まずは、当選を目指していきましょう!
管理人ひろがおすすめするIPO投資向けアプリはこれ!
「IPO投資をするのにおすすめのアプリを教えてほしい!」そんな方に向けては、「IPOメモ」がおすすめです。
『IPOメモ』は、各証券会社のIPO申込状態を管理してくれるアプリです。IPO投資家であるあなたの負担を軽くしてくれること間違いなし。
このアプリがリリースされるまではIPO申込状態をノートに手書きで管理していました。こんな悩みを解決してくれたのが、『IPOメモ』アプリです。IPO投資家である私のIPO管理をとても楽にさせてくれました。
まとめ:IPO投資による投資実績はプラス
本記事では、IPO投資をすることでどれくらいの利益がでるのかを管理人ひろの例でお伝えしました。今のところ、IPO投資による投資実績はプラスです。
IPO投資だけでなく、高配当投資や仮想通貨投資の投資実績も知りたいという方は以下記事を参考にしてください。
ちなみに、私は様々な投資法を駆使して6年間で100万円の確定利益をだしました。気になったら『【収益公開】投資歴6年!利確した利益を発表!100万超え!?』もチェックしてください。
私の運用目的は「40代にセミリタイヤをすること」です。セミリタイヤと投資などに関する記事は『セミリタイアとは?セミリタイアする方法やメリット・注意点を徹底解説』になるので、よかったら参考にどうぞ。
・貯める力:お金を貯める方法20選!コツと効率的な貯め方も教えます
・稼ぐ力:お金を稼ぐ方法20選!コツや在効率的な稼ぎ方も教えます
・増やす力:お金を増やす方法 おすすめ8選!初心者向けに徹底解説
・使う力:人生を豊かにするお金の使い方 おすすめ17選!
私も40代セミリタイヤを目指している途中にはなりますが、セミリタイヤを目指したいみなさんにとって、有益な情報をこれからも発信していきたいと思っていますので、ひろ(@HiroSlcy)をどうぞよろしくお願いします。
大変なこの時代をともに生き抜きましょう!
この記事がみなさんの参考になれば幸いです。