株式投資

IPOの当選率を上げる10個のコツ|実際に実践してる方法を紹介!

IPO投資は抽選に参加し当選すると、大きな利益を得られる可能性が高い投資方法です。一方で、IPOの当選確率は、一般的に1~2%程度と低いです。そんな中…

IPOが当選するためのコツを教えてほしい!

と、考えて、当記事にこられた方も多いでしょう。

本記事では、IPOに16回当選し、679,400円の利益を出している管理人ひろが、IPOの当選率を上げる10個のコツをご紹介します。

ひろ
ひろ
本気でIPO当選を目指す方はぜひ実践してください!
IPOの当選率を上げる10個のコツ
  1. より多くの証券会社から申し込む
  2. 家族口座で口座数を増やす
  3. 資金を用意せずに抽選を受ける
  4. IPOチャレンジポイントを使う
  5. 入金額を増やして抽選を受ける
  6. 1人1票の平等抽選を受ける
  7. 主幹事の多い証券会社から申し込む
  8. 後期型の証券会社から申し込む
  9. 口座開設数の少ない証券会社から申し込む
  10. 補欠当選にも積極的に申し込む
ひろ
ひろ
これら10個のコツは私も実践しています!

本記事を参考にすることで、IPOの当選率を高くすることができます。

IPOの当選確率を上げる10個のコツ


IPOに当選するための10個のコツは次の通りです。

IPOの当選率を上げる10個のコツ
  1. より多くの証券会社から申し込む
  2. 家族口座で口座数を増やす
  3. 資金を用意せずに抽選を受ける
  4. IPOチャレンジポイントを使う
  5. 入金額を増やして抽選を受ける
  6. 1人1票の平等抽選を受ける
  7. 主幹事の多い証券会社から申し込む
  8. 後期型の証券会社から申し込む
  9. 口座開設数の少ない証券会社から申し込む
  10. 補欠当選にも積極的に申し込む

コツ①:より多くの証券会社から申し込む

これはすごく単純ですが、より多くの証券会社から申し込むと当選の確率が上がります

1社だけだと「抽選は1回」ですが、10社だと「抽選は10回」となるためです。証券口座を増やせば増やすほど、その分抽選を受けることができます。

口座数が増やすことで申し込みの手間も増えますが、当選すれば数万円の利益がでるため、そのための手間と考えるのが妥当ではないでしょうか。

また、口座を増やすことに抵抗がある方をおられるかもしれませんが、口座管理料やIPO抽選料など費用の負担はありません。私は、22個の口座を持っていますが、証券会社から電話などがあり、迷惑したということはありません。

コツ②:家族口座で口座数を増やす

家族口座からも抽選を申し込むことによって、当選する確率がグッと上がります

単純ですが、1人だけだと「抽選は1回」ですが、5人だと「抽選は5回」となるためです。証券口座を増やせば増やすほど、その分抽選を受けることができます。

ご家族に協力してもらって当選確率を上げましょう!

基本的には、ご家族自身で取引をする必要があります。口座開設者自身で取引をしないと借名取引となってしまいます。

コツ③:資金を用意せずに抽選を受ける

口座に資金がない状態でもIPOで抽選できる証券会社からは、積極的に抽選していきましょう。

口座に資金がなくてもIPOに申し込みができる証券会社
証券会社
(公式サイトへ)
入金の最終的なタイミング
松井証券 当選(補欠当選)後、購入申込期間の最終日の15:30時点
野村證券 当選(補欠当選)後の購入申込前
岡三オンライン証券 当選(補欠当選)後の購入申込前
SBIネオトレード証券 当選(補欠当選)後の購入申込前

これらの証券会社は、IPOの抽選では抽選手数料や購入手数料もかからないため、少額の資金から投資できます。

そのため、IPO当選をしたいのであれば、これらの証券口座はぜひ開設したいところです。

ひろ
ひろ
当選した時だけ資金を入金すればいいだけ!

コツ④:IPOチャレンジポイントを使う

SBI証券のIPOチャレンジポイントを使ってIPO当選を目指しましょう

SBI証券のIPO抽選では、30%がポイント抽選となっています。これは、IPOチャレンジポイントが多い順に当選するという抽選方法です。

IPOチャレンジポイントは、IPOに申し込んで外れると必ず「1ポイント」もらえます。このポイントをコツコツ貯めていくことで、IPOの当選に期待ができます。

誰でも当選が目指せるのでIPO投資初心者の方にはありがたいです。

IPOチャレンジポイントを使って「補欠当選」「当選」になった場合は、必ず購入申し込みをしてください。申し込まないとIPOチャレンジポイントが消滅してしまいます。

コツ⑤:入金額を増やして抽選を受ける

抽選時の入金額を増やすことで、当選する確率を高くすることができます。

これができる証券会社は、SBI証券です。SBI証券のIPO抽選では、60%が1口1票の抽選となっています。これは、申し込みする口数が多ければ多いほど有利な抽選方法です。

例えば、1口だけだと「抽選は1回」ですが、10口だと「抽選は10回」となります。

資金に余裕がある方は、SBI証券から抽選を申し込んで当選確率を上げましょう!

コツ⑥:1人1票の平等抽選を受ける

資金力がない方に得におすすめな方法が、1人1票の平等抽選をしている証券会社からIPOに参加することです。

私も16回の当選の内、15回は1人1票の平等抽選をしている証券会社から当選をしました。

1人1票の平等抽選の証券会社
証券会社
(公式サイトへ)
IPO
抽選方法
マネックス証券 100%:抽選(1人1票)
野村證券 10%:抽選(1人1票)
松井証券 70%:抽選(1人1票)
CONNECT
(大和証券グループ)
10%:抽選(1人1票)
岡三オンライン証券 10%:抽選(1人1票)
岩井コスモ証券 10%:抽選(1人1票)
大和証券 10%:抽選(1人1票)
みずほ証券 10%:抽選(1人1票)
SBIネオトレード証券 10%:抽選(1人1票)
90% :ステージ制抽選
SBIネオモバイル証券 50%:抽選(1人1票)
50%:優遇抽選
丸三証券 10%:抽選(1人1票)
DMM株 100%:抽選(1人1票)
GMOクリック証券 100%:抽選(1人1票)
GMOグループ上場時割当優遇

 

コツ⑦:主幹事の多い証券会社から申し込む

IPOの主幹事を多くしている証券会社から申し込みましょう

幹事会社:IPOを取り扱う証券会社

主幹事会社:幹事会社の中でも中心的な役割で、IPO割当枚数が多い

よめ
よめ
主幹事はIPO当選本数が多くなるんだね!

主幹事はIPOの50%以上のIPO割当枚数となることが多いです。以下は2020~2018年の主な証券会社のIPO実績です。赤字が主幹事数、黒字は取扱数となっています。

証券会社
(公式サイトへ)
2020年 2019年 2018年
SBI証券 15社
85社
7社
82社
11社
88社
SMBC証券 16社
52社
20社
61社
21社
66社
マネックス証券 0社
55社
0社
48社
0社
42社
野村證券 22社
41社
17社
35社
23社
37社
大和証券 15社
43社
22社
43社
13社
31社
みずほ証券 21社
62社
18社
61社
15社
66社

こう見ると一目瞭然で、『みずほ証券』が主幹事が多い事が分かります。逆にSBI証券はIPO取扱数はNo.1ですが、主幹事という視点では、4番手辺りの状況です。

私も主幹事であることが多いみずほ証券や野村證券からの当選が多いです。みなさんも主幹事が多い『野村證券』『みずほ証券』『SMBC証券』『大和証券』『SBI証券』は事前時に口座開設をしておきましょう!

コツ⑧:後期型の証券会社から申し込む

IPOの抽選には後期型の証券会社も利用しましょう

前期型:ブックビルディング申込後に抽選があり、当選した場合は購入申込を行う(申込回数:1回)

後期型:ブックビルディング申込後に購入申込を行い、その後抽選が行われる(申込回数:2回)

よめ
よめ
前期型や後期型なんてあるんだ!?
ひろ
ひろ
本当に当てたい銘柄があるときは後期型からも申し込んでるよ!

後期型の証券会社は次の通りです。

証券会社
(公式サイトへ)
取扱数
(2021年)
IPO
抽選方法
NISA
×
IPO
楽天証券
74社
100%:抽選(1口1票) ×
岩井コスモ証券
45社
10%:抽選(1人1票)
auカブコム証券
42社
 非公開
GMOクリック証券
1社
100%:抽選(1人1票)
GMOグループ上場時割当優遇
〇 

前期型の証券会社の抽選が外れた後に、その抽選資金を後期型の証券会社に移して後期型も抽選を受けるようにすると、抽選の回数を増やすことができます。

資金の移動が手間ですが、当選には代えがたいです。

コツ⑨:口座開設数の少ない証券会社から申し込む

ライバルが少ない証券会社からも申し込みましょう

証券会社の口座開設数が少ないと、IPOの申し込む人が少ないということで、必然的にライバルが少なくなります。このような証券会社は、ライバルが少ないうちに口座開設をして、IPOの抽選をしましょう。

IPO取扱数がそこそこあり、口座数が少ない証券会社は次の通りです。

証券会社
(公式サイトへ)
口座数 取扱数
(2021年)
IPO
抽選方法
NISA
×
IPO
CONNECT
(大和証券グループ)

少ない

49社
10%:抽選(1人1票)
岩井コスモ証券
少ない

45社
10%:抽選(1人1票)
SBIネオトレード証券
少ない

21社
10%:抽選(1人1票)
90% :ステージ制抽選
SBIネオモバイル証券
少ない

15社
50%:抽選(1人1票)
50%:優遇抽選
〇 
丸三証券
少ない

14社
10%:抽選(1人1票) 〇  
LINE証券
少ない

11社
100%:抽選(1口1票) ×

 

コツ⑩:補欠当選にも積極的に申し込む

資金に余裕がある方は、補欠当選にも積極的に申し込みましょう。

当選者が当選を辞退することによって、繰り上げ当選する補欠当選ですが、意外と当選することが多いです。

過去に私も当選をしたけど申し込むことを忘れたことがあります。この時は、きっと他の方が繰上で当選をしたことでしょう(涙)

SNSでも時々以下のような繰上当選の報告があります。

次は、ひろ流のIPO投資心構えをお伝えします。

IPO投資の心構え|実はこれが一番肝心

実は「IPO投資の心構え」が一番肝心だったりします。

IPOの心構え
  1. 落選してもがっかりしないこと
  2. コツコツ続けること
  3. 習慣化すること

IPO投資によって利益が出たと報告すると「IPO投資のやり方を教えてほしい」と言われて、家族や友人、親戚にIPO投資のやり方を伝えました。しかし、実際にIPO投資を始めて今も続けられているのは、私の伯父たった一人です。

なぜIPO投資を続けられなかったのでしょうか?

私なりに考えたところ、IPO投資の心構えを伝えてなかったことが原因だと感じています。そこで、みなさんにはIPO投資の心構えをお伝えして、ぜひともIPO投資を続けていただけたらと思っています。

心構え①:落選してもがっかりしないこと

IPOの抽選に落選してもがっかりしないようにしましょう。

IPOはその性質上ほとんどが外れてしまいます。外れることが当たり前なので、いちいちがっかりしていては、モチベーションが保てません。

私は「0円の宝くじ」と思って、IPOの抽選をしています。0円だから外れても仕方ないよねと自分を律しています(笑)

心構え②:コツコツ続けること

IPO投資はコツコツ続けることが大事です。

抽選に外れ続けても、申し込み可能な証券会社から、申し込みつづけることで「当選」を引き寄せることができます。

いつかくる当選のためにコツコツ続けることが大事です。では、どうしたらコツコツ続けることができるでしょうか?

心構え③:習慣化すること

IPO落選にめげずにコツコツ続けるためには、IPOの抽選を習慣化が必要です

私の場合、お風呂に上がった後にテレビを見ながらIPOの抽選申込や当落確認を行うようにすることで「習慣化」を実現しました。テレビを見ながらするので、時間的ロスをなくすよう努めたら、抽選や当落確認がめんどくさくなくなり、習慣化することができました。

みなさんも自分なりの方法でIPO投資の習慣化をして、「IPO当選」を引き寄せましょう!

IPO投資に関するよくある質問

ここでは、IPO投資に関するよくある質問をまとめました。

分からないことがあるときや証券会社選びで活用してください!

IPO投資とは何か?

IPOとは、「Initial Public Offering」の略語で、「新規公開株」のことです。

IPOでは、証券取引所に上場する企業の株を、上場前に投資家に売りに出します。この株は誰でも抽選により「株を買う権利」を得られます。

そして、IPO投資とは、企業が新規上場するときに抽選で「株を買う権利」を手に入れて、上場初日の初値に株を売ることで利益を出す投資です。たったこれだけで利益が出る投資方法となっています。

ただし、抽選によって公正に手入れる必要があるため、粘り強く続ける必要があります。

ひろ
ひろ
抽選に外れることが多々あります

ちなみに、2020年度の初値売り利益の累計は「+1,799万円」です。(全て1単元の抽選に当たった場合の初値売り益の累計)

IPOの買い方を教えてほしい

IPOの買い方は次の通りです。

IPOの買い方
  1. 証券口座を作る
  2. IPOの情報を調べる
  3. 抽選を受けて初値でIPOを売る

「証券口座を作る」ではなるべく多くの証券口座を持っておく方が抽選に有利です。IPO投資向けおすすめ証券会社の比較一覧表を確認して抽選に間に合うように口座を開設しましょう。

IPO投資に必要な資金はどれくらい?

IPOにおいて公募価格で購入する場合は、10~50万程度あればおおむね問題ありません。

IPOの抽選では抽選手数料や購入手数料もかからないため、少額の資金から投資できます。

また、証券会社の中には、口座に資金がない状態でもIPOで抽選できる証券会社もあります。

口座に資金がなくてもIPOに申し込みができる証券会社
証券会社
(公式サイトへ)
入金の最終的なタイミング
松井証券 当選(補欠当選)後、購入申込期間の最終日の15:30時点
野村證券 当選(補欠当選)後の購入申込前
岡三オンライン証券 当選(補欠当選)後の購入申込前
SBIネオトレード証券 当選(補欠当選)後の購入申込前
ひろ
ひろ
当選した時だけ資金を入金すればいいだけ!

おすすめのIPO投資向け証券会社を教えてほしい

IPO投資で当選したい!」そんな方に向けて、私がおすすめするIPO投資向け証券会社をご紹介します。

以下の証券会社選びの4つのポイントを抑えると「IPOの取り扱い数が多いライバルが少ないIPO抽選が平等であるNISA口座でIPOが購入可能」となります。すべてにおいてバランスが取れている証券会社は、『IPO投資おすすめ証券会社比較!当選のコツも伝授!』の「総合評価で「」がついているSBI証券マネックス証券SMBC証券大和証券の4社です。

株式の売買手数料も気になりますが、IPOに当選すれば、数万円単位で利益がでることがあるので、この投資法ではあまり重要視していません。まずは、当選を目指していきましょう!

ひろ
ひろ
口座開設料や口座管理費用はすべて無料なので安心してください!

おすすめのIPO管理アプリを教えてほしい

IPO投資をするのにおすすめのアプリを教えてほしい!」そんな方に向けては、「IPOメモ」がおすすめです。

IPOメモ』は、各証券会社のIPO申込状態を管理してくれるアプリです。IPO投資家であるあなたの負担を軽くしてくれること間違いなし。

このアプリがリリースされるまではIPO申込状態をノートに手書きで管理していました。こんな悩みを解決してくれたのが、『IPOメモ』アプリです。IPO投資家である私のIPO管理をとても楽にさせてくれました。

ひろ
ひろ
インストールは無料です!
IPOメモ
IPOメモ
開発元:TOY’S KG
無料
posted withアプリーチ

まとめ:IPO投資のコツを抑えて当選を目指そう!

本記事では、IPOの当選率を上げる10個のコツをご紹介しました。

IPOの当選率を上げる10個のコツ
  1. より多くの証券会社から申し込む
  2. 家族口座で口座数を増やす
  3. 資金を用意せずに抽選を受ける
  4. IPOチャレンジポイントを使う
  5. 入金額を増やして抽選を受ける
  6. 1人1票の平等抽選を受ける
  7. 主幹事の多い証券会社から申し込む
  8. 後期型の証券会社から申し込む
  9. 口座開設数の少ない証券会社から申し込む
  10. 補欠当選にも積極的に申し込む

私の運用目的は「40代にセミリタイヤをすること」です。セミリタイヤと投資などに関する記事は『セミリタイアとは?セミリタイアする方法やメリット・注意点を徹底解説になるので、よかったら参考にどうぞ。

私も40代セミリタイヤを目指している途中にはなりますが、セミリタイヤを目指したいみなさんにとって、有益な情報をこれからも発信していきたいと思っていますので、ひろ(@HiroSlcy)をどうぞよろしくお願いします。

大変なこの時代をともに生き抜きましょう!

この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

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